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金石文 きんしゃくぶん [き]

金属や石に刻まれた歴史的な記録の総称。
楔形文字の解読につながったロゼッタストーン、ピラミッドの内部に絵画とともに記録されたエジプト象形文字、青銅器に鋳造された漢字などが代表的。このほか墓誌、記念碑、仏像光背なども含まれる。
朝鮮半島鴨緑江のほとりに建つ「広開土王碑文」のように論争の種になることもある。
明治のころ探検した日本の軍人が石灰を塗って、日本に有利なように文字を改め、それを拓本に採ったという。いわゆる「酒匂本」問題がそれで、激しい論争が展開されている。この石碑のように動かしたり持ち運べない場合、どうしても複写に頼ることになるから、金石文というだけで無条件に信用することは危険でもある。
タグ:卷之二鶏子
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