『漢書』 [か]
高祖劉邦に始まる漢帝国を描いた史書であって、全百巻で成る。
編者は班固で、後漢第三代章帝の建初年間(78~83)に完成したとされる。しかし班固が獄死していったんは散逸した。妹の班昭(曹大家)が兄から預かっていた草稿をもとに、儒者の馬統とともに再度編纂した。
初代高祖から平帝にいたる前漢12代213年間の出来事、人物、社会・風俗、文化、地誌などを総覧した大著であるために、上梓するだけで5年を要した。帝位を継承した王朝が前王朝の事績を評すことの始まりとなり、かつ正史の原型となった。
編者は班固で、後漢第三代章帝の建初年間(78~83)に完成したとされる。しかし班固が獄死していったんは散逸した。妹の班昭(曹大家)が兄から預かっていた草稿をもとに、儒者の馬統とともに再度編纂した。
初代高祖から平帝にいたる前漢12代213年間の出来事、人物、社会・風俗、文化、地誌などを総覧した大著であるために、上梓するだけで5年を要した。帝位を継承した王朝が前王朝の事績を評すことの始まりとなり、かつ正史の原型となった。
2009-11-03 20:51
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