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毛越寺 もうつじ [も]

「もうつうじ」とも。
正式名称は天台宗「医王山毛越寺金剛王院」。寺伝では慈覚大師・円仁の創基というが、奥州藤原氏第二代の藤原基衡が保安二年(1121)から保延七年(1141)の間に建立したとする見方が強い。宇治・平等院を模し、阿弥陀如来像を安置した本殿から伸びた回廊で両翼に堂宇を結び、浄土庭園の中核に大池を配する寝殿造りであったことが発掘調査によって判明した。盛時は堂宇僧坊500を数えた東北地方きっての大寺院だった。
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蒙古族の情報伝達システム [も]

中国大陸からヨーロッパにまたがる総面積約800万平方㎞のモンゴル帝国を開いたチンギス=ハン(ハンは古代モンゴル語の「大王」の称号)は「烽火台」のほかに「駅站制」を整えた。ほぼ50kmごとに設けられた「駅」にはつねに騎馬隊が駐屯し、5㎞間隔で建てられた兵舎を通じて公文書が伝奏された。火急の知らせは烽火によって3日内に全土に伝えられ、公文書は7日間で伝奏されたという。
タグ:序叙 考証
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